平安堂のブログ
季節の漢方講座「梅雨~夏編」を開催!
こんにちは。平安堂スタッフの幸山(真)です。
6月21日(水)、当店ではお馴染みのホノミ漢方・剤盛堂薬品の本社から小谷部長をお招きし、漢方講座を開催しました!
テーマは「夏を迎える前の養生法」です。
コロナ禍を挟んで大変久しぶりの漢方講座ということもあってか、お客様のご参加人数は13人!
全員が座れるよう店内の椅子をかき集めセッティングし、講座が無事スタートしました。
↑会場の様子
夏は「水毒」に注意!
巷では「一日水分2リットル健康法」という水分をたくさん取ることを推奨する健康法がありますが、
梅雨から夏にかけて雨の日が増え、湿度が高くなりやすい日本の気候の中で水分を取り過ぎると、体内に余計な水が溜まった「水毒」という状態になり、
その影響で胃が水浸しになり代謝が下がる⇒血流が悪くなる⇒免疫が低下する・・
という水の摂りすぎへの問題点を、様々な視点からわかりやすく説明してくださいました。
それ、胆汁不足かも・・・
そして、ホノミ漢方の特徴とも言える「胆汁」についてのお話!
平均的に一日当たり500ml~1.2リットルも作られると言われる胆汁は、
消化液の分泌を促進して胃腸の働きを活発にし、脂肪の消化を助けてくれるだけでなく、悪い菌を退治したり、ビタミンなどの吸収を促進してくれるスグレモノ✨なのですが、
食欲不振や胃もたれ、むかつきなど胃腸のトラブルが起きやすい方は胆汁の分泌量が減っている可能性があります。
ですので、水の影響を受けて、胃腸のトラブルが増える梅雨から夏のこの時期は、水分のとり方と合わせて胆汁分泌を促す生活を心がけることが養生の一つになると言えるかと思います。
コレステロール値が高い、お酒好き、便秘がち・下痢しやすい方なども、胆汁が不足している可能性が疑えるそうですよ!
「バカ」の語源は胆嚢(たんのう)から!?
ちなみに、ホノミ漢方で使用される「胆汁製剤」には人間の胆汁と成分的に近い「牛」の胆汁を使っているのですが、世の中にはその胆汁を貯めて濃縮する袋である「胆嚢(たんのう)」がない動物がいるそうです。何だと思いますか??
実は「馬」と「鹿」だそうです。
並べて読むと「馬鹿(バカ)」。その語源は胆嚢が無い「嚢なし」⇒「能無し」=「バカ」だそうで、これ、とても腑に落ちるというか、ちょっと自慢できる役立つ小話ですよね!
時々、小谷部長から「これがわかる方?」と質問されズバリお答えになった方、迷いながらもお答えになった方がいれば、
メモを取り真剣に聞いてらっしゃる方、様々でした。
小谷部長のわかりやすい説明に加え冗談も交えた軽快な口調で、会場は終始和やかな雰囲気で包まれていました。
後日、ご参加の方数名から「大変勉強になりました」「次回も楽しみにしています」との反響を寄せていただきました!
私どもスタッフとしても興味深い内容で大変満足でした。
このように楽しく学んでいただける講座を今後も企画したいと思います!
今回あいにくご参加できなかった方も、次回はぜひお越しください。どうぞよろしくお願いいたします♪
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