平安堂のブログ
台湾旅行で再認識!鹿茸(ロクジョウ)の大切さ
2019年11月29日
今回は、先日初めて台湾へ行った八重子先生が、
その旅の中で出逢ったお店で感じたことを書いてくれました。
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11月、初めての台湾旅行に出かけ、
南の高雄~台南~日月潭(にちげつわん)~台中~台北までぐるりと一周してきました。
日月潭に宿泊するツアーが少ない中、新幹線使用と台北フリータイムもある
このツアーに決めました。
連休で、予約していたフライトのエコノミー席が満席で
運よくビジネスクラス出発となりました。
日本統治時代の歴史的建造物や
元祖タピオカ発祥のカフェ、九份、そして八角のきいた
台湾料理などを楽しんできました。
最終日の台北で待望の「漢方生薬問屋街」を見学してきました。
大きな鹿の看板が飾られていて、目を引きました。
日本でも昔、『「薬」といえばロクジョウ』を指していたように、
中国で薬屋といえばニンジンとロクジョウの品揃えが
必須でした。看板も「薬店」ではなく、
「人参鹿茸荘」と記した漢方薬店を多く見かけました。
写真の漢方薬店のご主人と談笑した際、ご本人も鹿茸と紅参(人参を皮ごと蒸して乾燥したもの)を
長く服用され、バイタリティーあふれる様子に台湾でも
いかに鹿茸が珍重されているか再認識しました。
人間の一生とはこの「腎」の盛衰に他なりません。
気力・筋力・性的能力などは30歳前後をピークに
上り詰め、後は徐々に衰えていくのです。
その「腎」を補う働きを持つお薬の代表格がロクジョウ(鹿茸)です。
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「木草網目」の中でロクジョウは「精を生じ、髄を補い、血を養い、陽を益し、筋を強くし、
骨を健やかにし、一切の虚損、耳聾、目暗、眩暈、虚痢を治す」と記されています。
これは生命力を増し、骨髄や血の元となり、元気をつけ、筋力を強くし、骨を堅く丈夫にし、
体力の消耗によるものあらゆる病、難聴、目のくらみ、めまい、下痢や腸の疾病を治す」という意味です。
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そのように、ロクジョウで「腎」を高いレベルで
維持することができる、それが“元気の秘訣”です。
特に冬は、「腎」が弱る季節」とも言われています。
風邪、インフルエンザなどの免疫低下を抑制し、
強壮、疲労回復作用もあるロクジョウですが、
寒い季節につらい夜間頻尿を改善する働きもあります。
私たちも70代のこの冬を元気でいられるように、
ロクジョウをコツコツ摂りたいと思っています^^