お客様の声
認知症(要介護5)の70代女性の例
70代女性のKさんとは、当初
昼夜にわたって親身に介護をされているヘルパー・Aさんを通じて「皮膚トラブル」のご相談を受け、
スキンケアや外用薬で非常に喜ばれていました。
ある時、Kさんの状態についてヘルパーさんから
認知症、失語症のために要支援・要介護の段階の中で最も重い「要介護5」の認定を受けており、身の回りのことを自分で行うことがほとんどできず、
周りの人とのコミュニケーションも難しい状態が続いている、
という事をお聞きし、
漢方で良いものがあることをご紹介しました。
早速、ご主人様に交渉してくださり、病院の処方薬と併用できる漢方薬の服用を始めていただきました。
漢方を開始してから次々と変化が…!
その数日後、ヘルパーさんが来店され、その後のKさんの変化についてやや興奮気味に教えてくださいました。
「まずね、2、3日もしないうちに表情が全然変わっちゃた!
前は眉がㇸの字みたいだったのに、穏やか~な顔つきになりました!
あと、自分から何かやるなんてことはほとんどなかったのに、自分からお皿を洗い出したんですよ!もうびっくり!」
その2週間後の来店時には、
「指示してもできなかった生活動作が少~しずつできることが出てきた。
例えば、トイレで用を足した後、前までなら流すように口頭で指示してもできなかったのに、『流すんだよ~』と教えたらできた!」
さらに2週間後には、
「炊飯器からご飯をよそうことをやってもらっていたが、前はよそ見をしながらだったのが、最近はちゃーんとしゃもじを見ながらよそえるようになった!」
「『失語症』なのに、こちらの話したことに『わかった!』と返事をしてくれたり、『おはよう』とあいさつの言葉が言えたり、
「じゃあご主人に『父ちゃん、食べよう』って声かけてごらん」と促したら、それができてご主人と3人で『バンザーイ!!』と喜び合った!」
そんな感動的なエピソードを教えてくださいました。
ヘルパーのAさんから度々お話をうかがっていて感じたのが、
Kさんにとって、漢方薬が良くなるきっかけを与えてくれたのは確かだと思います。
そして服用開始と同時に、Aさんの意識的な声かけ、出来た時に一緒に喜び合う、もっと良くなることを信じて愛情をしっかり注ぎながら介護されていることが、効果をさらに高めてくれているのではないか、ということも感じました。
今後もスーパーヘルパー・Aさんを通じて、Kさんについてのお話をうかがうのが楽しみです^^