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平安堂のブログ

夏の終わりから秋に向けての食養生

2020年8月22日

9月に向けて・・『晩夏~初秋の食養生』

こんにちは。スタッフの輿水(コシミズ)です。

今回より、私が学んできた中医学をベースに、食や運動から季節の養生法を定期的にご提案させて頂くことになりました。皆様の大切な一日一日が少しでも快適で、ココロも身体も元気になれるお手伝いができるような記事を書いていけたらと思っております。どうぞ宜しくお願い致します(^▽^)

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さて、暦上は立秋も過ぎ、季節は秋。

しかし梅雨明けが遅かった今年は、猛暑というより酷暑が続いていますね💦

コロナ禍ということもあり、ついつい外出せずに冷房がガンガン効いた部屋の中で冷たい飲食を摂り過ぎて、 胃腸が悲鳴を上げていませんか?

常に涼しい部屋での生活で、汗をかかずに温度調整がし辛くなってしまったり、一歩外に出れば猛暑で汗をかきすぎてまで消耗しがちになってしまったり・・と、晩夏から初秋の季節の変わり目の今は、自律神経が乱れ、体調も崩しやすい時期とも言えます。

中医学では、この残暑が残る初秋を温燥』、冬の寒気に近づく晩秋を涼燥』と分けて考えます。これから迎える秋は、徐々に気温が下がり、重だるい湿度から解放される反面、乾燥が厳しくなっていきます。空気の乾燥と共に、

体内の潤いが不足し、皮膚や鼻、喉の乾燥や便秘、空咳などの症状が出やすくなる為、肺や鼻などの呼吸器や大腸、皮膚のケアが大切となります。

 

★残暑が残る「温燥」の時期のお勧めの食材★

  1. 体の中の余分な熱を取る食材(トマト、瓜類、セロリ、緑茶、白茶、緑豆)
  2. 肺や全身を潤し、乾燥から守る食材(梨、大根、蓮根、山芋、白胡麻、白木耳、百合根、無花果、豆腐など白っぽい食材酸味のある果物
  3. 疲れた胃腸を整え元気を増す食材(鶏肉、穀類、キノコ類、鶏卵、豆類、山芋、芋類)
  4. 風邪などの邪気から守ってくれる香味野菜スパイス(ネギ、生姜、茗荷、紫蘇、唐辛子)

 

これらの食材をバランスよく取りながら、これから迎える秋本番に向けて準備していくことが大切です。

特に身体の冷えを感じやすい方は、夏に冷やし過ぎないこともポイント。これから迎える季節を少しでも快適に過ごすために、1の涼性の食材も加熱したり、入浴や温灸など胃腸の温活ケアを取り入れたりしながら養生して参りましょう!

⇐ 温灸器

店頭での体験も可能です。

1回30分 500円

★温燥のお勧め料理⇒「西紅柿鶏蛋湯」(トマトと卵のスープ)

 

中国では非常にポピュラーなトマトと卵の炒め物のアレンジです。

細切りの生姜や鶏肉をスープベースにして、薄切りトマトやセロリ、大根、キノコなどの具材をいれて軽く煮たてたら、塩コショウや鶏がらスープで味を調えます。溶き卵を加えてできあがり。

茗荷や白ごまをトッピングし、ラー油と酢を加えると酸辛湯(スァンラータン)のようになり、よりさっぱりと頂けます。

スープの中に素麺や洗ったご飯をいれて雑炊にしても、手軽な一品になります!

 

 

 

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