平安堂のブログ
ベテラン助産師「賀久はつ先生」にお会いしてきました^^
先日、
ベテラン助産師の「賀久はつ先生」のお話をうかがってきました。
賀久先生は、
「いのちをつないで」など複数の著書を出版されたり、
厚生労働大臣賞をはじめとした賞も数多く受賞されるほどの功績を残してきておられ、
81歳になられた現在も各地で講演活動など精力的に努めていらっしゃいます。
今回は、講演会ではなく、
参加者さんそれぞれの子育てや家族に関する悩みに対して、
先生からアドバイスをいただくというスタイル。
1人ずつ今現在の悩みについて話したり、
先生から言葉をいただいたりしているうちに、
ポロポロと涙が溢れるシーンも。
私も思わずもらい泣きしてしまいました(*^-^*)
自分ではそこまで深く悩んでいないつもりでも、
日頃溜め込んでいた感情があったりするんでしょうね、
涙を流してスッキリできた気がしました。心のデトックスですね^^
こういう席に参加すると、
「私だけじゃない、みんなそういう時を乗り越えてきている」、
そういうことに気づかせてもらえます。
それだけで、張り詰めていた気持ちが緩んで、楽になったりします。
自分が経験してみてよく分かったのですが、
子育て中って、孤独を感じる瞬間も結構あったりしませんか?
近頃、
虐待など赤ちゃんに関する悲しいニュースも増えたように思います。
また最近注目されている「産後うつ」も、
20代などの若い頃の出産と比べてダメージが出やすい高齢出産が増えていたり、
大家族、ご近所付き合いが減っている現代の状況などが原因して増えてきているそうです。
だからこそ、同じ気持ちを分かり合える繋がりが必要なんだな
って。やっぱりまた、ウチでも「ママの会」をやりたいなぁ。。。
そんなことを思ったりもしました。
今回の賀久先生のお話の中で、
印象的だった言葉を2つだけご紹介します。
「子育ては
自分の子供時代に足りなかったこと(やりたかったこと、やって欲しかったこと)を取り戻す時間でもある」
子育てって、
実は過去の自分(子供時代の自分)を癒す部分もあるのかもと気づかせられました。
そしてもう一つ、
「夫婦が円満であれば、子育て八割済んだこと」
「子育て」というと、その重点を子供に置いて、
「子供に対して何かしてやること」と思いがちですが、
この言葉を聞いて「ハッ」とさせられました。
家族の基礎は夫婦、
子供にとって一番近くにいる大人である夫婦(両親)が
元気で仲良くしている様子を常々見せること、
また、夫婦関係が良好であるように相手を思いやりながら生活すること、
こういうことが実は子供にとって大事な教育だったりするのかもなぁ。。。
そんなことを思いました。
もちろん、今はシングルで子育てをする家庭も多い時代ですから、
そういう場合でも、親が楽しそうにしているとか、
おじいちゃんおばあちゃんだったり、仕事仲間、友人など身近な人と仲良くしている、
そういう姿を見せることが意外と大事なのかなって。
子供って親の様子を実はよーーーく見てますよね!?
忙しく疲れてくると、つい自分本位になってしまうことを反省し、
相手への感謝の気持ちを持って生活しようと、
思いを改めるきっかけをいただきました^^
賀久先生、
今回お会いしたのは2度目でしたが、
年齢を感じさせないピカピカした笑顔が印象的でとても温かい空気を持った素敵な先生でした。
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